福島県南会津町、高野。
この土地の森には、サルナシが自生しています。
木々に絡みつくように伸びるつる植物で、
気づかないうちに森の中に溶け込んでいます。
森の中に自然に溶け込みながら、季節になると、小さな実をつけます。
ひとつ見つけると、つい周りを探してしまう。
そんな楽しさのある植物です。
もし今、森の中でこのページを読んでいるなら、周囲のつる植物に少し目を向けてみてください。
木に沿って伸びる細い枝。
葉の重なりの中に、ひっそりと実をつけています。
意識して探してみると、思っていたよりも身近にあることに気づきます。
見つけること自体が体験になる。
それもサルナシの魅力のひとつです。
サルナシとは
サルナシは、日本の山野に自生するつる性の植物で、キウイフルーツの仲間として知られています。
果実は小さく、皮ごと食べることができ、やさしい甘みと酸味を持っています。
特別な加工をしなくても、そのまま口にできる。
それもこの植物の大きな特徴です。

サルナシの働き
サルナシは、栄養を取り入れるための植物です。
ビタミン類を含み、身体のコンディションを整える食材として利用されてきました。
強い作用で変えるのではなく、日常の中で自然に取り入れる。
それがサルナシの持つ役割です。
なぜ、サルナシなのか
森の中には、香りや作用だけでなく、“食べられる恵み”も存在しています。
・季節ごとに実る植物
・その時にしか得られない栄養
・自然の中で循環している食
サルナシは、そうした森の循環を感じることができる植物です。
見つけて、手に取り、口にする。
その一連の体験そのものが、養生につながります。
高野のサルナシ
高野の森にあるサルナシは、自然の中で育ち、季節とともに実をつけます。
特別に管理されたものではなく、森の中で他の植物とともに存在しているものです。
だからこそ、見つけたときの感覚がより鮮明に残ります。
日常の中で整える
整えるということは、特別なことだけではありません。
何を取り入れるか。
どんなものを身体に入れるか。
その選択もまた、整えることにつながります。
サルナシは、自然の恵みをそのまま受け取るような植物です。

